Beyondafter Records

VOCALOIDで曲を作ったり、拙い絵を描いて動画にしたりしているユキトのブログです。最近20歳になりました。

#3 「光に舞う」

こんばんは、VOCALOID楽曲やイラスト、動画を作っているユキトです。

 

今回は、初めての初音ミク、初めてのVOCALOID作品となった1作目、

「光に舞う」の話を少しばかり。

 

さて、この曲はいかにして生まれたか。

 

結果としてミクさんに歌ってもらったこの曲のイメージ自体は、

実はVOCALOIDを始めようと決めるずっと前からありました。

 

どんな形で音楽をやろうかと考えつつも定まらないまま、

ただアイディアだけが浮かんでは消えていた頃。

その中でずっと残り続けたのが、後にこの曲のサビとなるフレーズで。

今思えばこの曲は、巡り合わせを、形になるのを待っていたのかもしれない、

という気がしてくるような、してこないような。

 

自らの音楽の在り方としてVOCALOIDを選んだ俺ですが、

デビュー作、新たな始まりの1曲ということもあって、

VOCALOIDのみならず初めての試みばかりを詰め込みました。

その分の時間も苦労もかかったのは内緒。

 

シンセを使ったのがまず初めてのことでした、殆どが「Omnisphere 2」です。

鍵盤の全く弾けない俺が、この曲で言う「ポーン」とか「ヒャー」とかそんなような、

ギターを飛び出した音を形にしたこと自体が初の試み。

結果こうしてオムニさんが役に立つことになったのも運命かもしれなくて、

ミクさんとGUMIを購入するよりも前、何か思う所があって買ってありました。

セールに乗じて。

 

ボーカルエディットも勿論初めて。

主旋律には1オクターブ下げた同じメロディを重ねてあります。

元々男声キーだった故にめちゃめちゃなハイトーンを強いることになってしまって、

今でもミクさんには申し訳なかったと思うばかり…

更に、複数の声色をミックスして声質を増強してます。

 

ベースの音は全て「Trilian」。これも、初めて使いました。

目立つのは、Aメロのややこしいスラップでしょうか。

人力で弾けるかちゃんと照らし合わせてはいるんだけど、

自分で作っておきながら俺は弾けません。テクニック不足。

 

タイトルに「舞う」と付けているだけあってダンス感を意識した曲で、

ここぞというときだけと決めているダンスビートも使いました。

 

大部分が打ち込みの中でもギターは自分で弾いて録音していて、

卓上ミキサーとアンプシミュレーターを使った方法に挑戦しました。

シンセとユニゾンしたり、2本の音を重ねたりというアプローチもやっぱり初めて。

結構上手くいったんじゃないかな、と思ってます。

 

他には、音声ファイルを加工して作ったあの拍手のような音、

だんだん大きくなるリバース音、一瞬ラジオのような音になるエフェクト…

 

そうそう、VOCALOIDで活動するなら動画も作ろうということで、

全く経験のなかったイラスト・動画制作もこの曲から始まりました。

手描きの原画をスキャンして手直ししながら作った苦労は忘れられない…

これのせいでペンタブを買うに至ったくらいです。

 

これは俺のどの曲にも言えることかもしれないけれど、

歌詞は敢えて解釈、投影の余白を残すように書いています。

意味という命をこの曲に与えるのは、聴いたあなただったり。

それで、歌ってみようと思ってくれる人がいると凄く嬉しいです。

今回についてはミクさんに何とか歌ってもらったものの、

元は男声キーなので、2音半上げるくらいが丁度いい女声キーかな?

弾いてみよう、叩いてみようというのも大歓迎。

 

ああ、

書き始めると切りがないもので、少しと言いつつ随分長くなって…

とにかく、色々詰め込んだんだなって知ってたら、ちょっと違って聴こえるかも。

 

それでは、また後で。